徐々に、抗がん剤治療との「付き合い方」がわかってきたという。
「抗がん剤投与後の1週間は副作用がきついのですが、少しずつラクになってくるので、料理や洗濯、掃除など、いつもどおりの生活をするようにしています。投与後3週目には、ちょっとした外出もできるようになりました」
自己検診することも大事
健康オタクだという石原さんが、いまハマっているのが“野菜スープ”だ。
「抗がん作用のある食材をポタージュにして、毎日、飲んでいます。抗がん剤の副作用で肌がくすんだり、シミができたりするらしいのですが、野菜スープのおかげか、肌の調子がすごくよくなりました」
身体を動かすことも好きなようで、調子がいい日にはピラティスやウォーキングを行う。いずれは趣味の卓球やゴルフも再開するつもりとのこと。最後に、読者に伝えたいことを尋ねてみた。
「やっぱり、健康が大事だということですね。私が倒れたら、仕事に関わる人たちに迷惑をかけてしまいます。私自身、仕事も趣味もできなくなってしまう。病気を早く発見するためにも、年に1回ではなく、半年に1回は健康診断を受けておいたほうがよかったと後悔しています。
特に婦人科系の病気は、気づくのが遅くなりがち。たまには胸を触ってみたりして、自己検診することも大事だと思います。自分は関係ないと思わずに、定期的に検査を受けてほしいですね。私の目標としては、体力づくり、発声練習を欠かさず、今年中には通常どおりの仕事に復帰したいと思っています」
取材・文/佐久間真弓
いしはら・じゅんこ 1968年、岐阜県生まれ。4歳から詩吟の家元である父の手ほどきを受け、父亡きあとに「詩吟揖水流詢風会」を発足。20歳の誕生日直前に『ホレました』で歌手デビュー。以後、精力的に曲をリリースし、民謡番組の司会やお笑い番組の準レギュラーなど、多方面で活躍。新曲『恋雨~KOISAME~』でも、優しく透き通った歌声でファンを魅了している。


















