大の里の「引く癖」
ファンが最も懸念しているのは、大の里の「引く癖」だという。
「師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)は初日の敗戦後、『はたいちゃ台なし。我慢しなきゃ』と苦言を呈していました。しかし、4日目の豪ノ山戦でも、突き押しを受けた際に引きながら残そうとした結果、体が浮き上がって飛んでしまってます。相撲ファンたちが指摘するように苦しくなると、反射的に引いてしまうパターンが繰り返されていて、この悪癖をなぜ修正しないのかとの声もあがっているくらいです」
大の里の師匠である二所ノ関親方は、2017年春場所で初優勝を果たした後、左腕の負傷に苦しみ続けた。横綱在位12場所のうち8場所で休場、8連敗という不名誉記録を残して2019年に引退した。
その弟子、大の里も昨年の九州場所終盤に左肩鎖関節を脱臼して以降、状態が上がらない。初場所は10勝を挙げたものの、春場所は初日から3連敗して4日目から休場し5月場所は初の全休となった。この師弟揃っての成績に《晩年の稀勢の里と化してきてる気がする》という心配の声も多数散見される。
しかし、まだ4日目。11連勝すれば12勝3敗で優勝争いに絡む可能性が残っている。3日目に隆の勝をねじ伏せたあの相撲をもう一度見せてほしい─。


















