水谷豊も昔はかなりやんちゃだった
例えば、石田の再々婚相手となった東尾理子の父・修は、梓みちよさんとの不倫を長年取り沙汰されたし、石田と理子パパの若いころの顔はよく似ている。また、羽賀の事業欲は梅宮アンナの父・辰夫のそれと一見、通じるものがあり、アンナパパもそれゆえ最初は羽賀の事業に協力的だった。東出の不倫と杏の父・渡辺謙の不倫がほぼ同時期だったことにいたっては、もはや運命的である。
最近は老成した印象の水谷豊も、昔はかなりやんちゃだった。『熱中時代・刑事編』(日本テレビ系)で共演したミッキー・マッケンジーと恋におち、'82年に国際結婚した際には、当時高校生だった筆者から見ても勢いとノリだけに思えたが、実際、半年で別居。その直後に同じ枠の『あんちゃん』(日本テレビ系)で共演した伊藤蘭と再婚することになる。
趣里の恋愛や結婚について、ほぼ沈黙してきたのも、昔の自分を思い出し、あえて距離を置いているのではないか。
ただ、そこが今回のスキャンダルの盛り上がりきらないところでもある。公の場で水谷が怒ったり、伊藤が泣いたりするわけでもないし、何よりも主役の三山が事務所のコメントだけでしれっと済ませようとするのは「小物」感にしかつながらない。ネットでは「令和の羽賀研二か」みたいな声も出ていたが、陣羽織姿で「誠意大将軍」を名乗るようなバカっぽい面白さは望むべくもないだろう。
それでも、芸能人は顔を売るのも仕事。やらかし歴のわりに、その顔までは思い出せない人もまだまだいるはずだから、顔出し謝罪にする手もありだったかもしれない。
その一方で、7月23日には趣里が主演ドラマ『大空港~GATE24~』(テレビ朝日系)の番宣でワイドショーなどに生出演。その気丈な姿が三山の小物感をさらに浮き彫りにしたのは、皮肉というほかない。
ほうせん・かおる アイドル、二次元、流行歌、ダイエットなど、さまざまなジャンルをテーマに執筆。著書に『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、『平成の死 追悼は生きる糧』(KKベストセラーズ)。


















