W杯でも「目立つために利用」との声
ガミックスをめぐっては、これまでも“やりすぎではないか”と物議を醸したことがある。今年6~7月に開催されたFIFAワールドカップでは、日本対ブラジル戦でブラジル側のサポーター席に入り、日本が敗れると頭を抱えて大号泣。その姿がSNSで拡散され、Instagramのフォロワーが急増するなど、大きな注目を集めた。
さらに、ブラジル対ノルウェー戦ではブラジルのユニフォームを着てノルウェーのサポーター席で観戦。ブラジルが敗れると、またしても大きなリアクションを見せた。そのほかにも、ノルウェー代表アーリング・ハーランドの投稿を模した写真や、アルゼンチン代表リオネル・メッシを揶揄したとされる投稿などが話題に。
なかでもメッシについては、低身長をからかうように受け取れる写真を投稿。メッシは幼少期、成長ホルモンの分泌不全と診断され、治療を受けていた。それだけに、本人が抱えていた身体的な事情を知る人からは「笑えない」と受け止められ、批判が広がった。
「W杯のときから、サッカーそのものへの向き合い方を疑問視する声はありました。サポーター席でのリアクションや選手のモノマネ自体が問題というわけではありません。ただ、相手国のサポーターや選手を刺激するような行動が続けば、“サッカーを盛り上げている”というより、“自分が目立つためにW杯を利用している”と見られても不思議ではない」(スポーツ紙記者、以下同)
そして今回、さらに“人種”というセンシティブな問題が絡んだ。
「メッシ選手への投稿で謝罪したばかりだったこともあり、“何を反省したのか”という受け止めもあったのでしょう。特に今回のように、身体的特徴を揶揄するように見える差別的表現は、“冗談のつもりだった”では済まないケースもあります」
ガミックスは8月24日自身のインスタグラムにて、サンやATEEZのファン、韓国コミュニティーに向けて謝罪動画を投稿。「自虐的なユーモアのつもりだった」としたうえで、「SANさんや韓国の方々、K-POPコミュニティを嫌悪したり、見下したりする気持ちは一切ありませんでした」と説明している。
“笑い”のつもりで投じた一枚が、国境を越えて批判を呼ぶことになった。世界を舞台に活動し、より多くの人に見てもらいたいのであれば、「どうすれば目立つか」だけではなく、「誰かを傷つけてまで目立つ必要があるのか」を考えることも、発信する側には求められるのではないだろうか。

















