焼きおにぎりを冷食に採用した理由

 ハンバーガーではなく、焼きおにぎりを冷食に採用した理由は?

「冷凍のハンバーガーが一番望ましいのかもしれませんが、バンズをハンバーガーの状態にしてレンジで温めるとパンの味が落ちてしまうんです。

 4年前にライスバーガーを作ったのですが、ライスバーガーは冷凍耐性もよく、温まり方、調理の工程もスムーズもうまくいきました。今回、モスデリという新ブランドを立ち上げるということで焼きおにぎりとライスバーガーを組み合わせたような焼きおにバーガーを作りました」

 ほかの焼きおにぎりとの違いや商品の売りについては、

「冷凍のライスバーガーはあまりスーパーなどで売っておらず、ほとんど市場がないんです。おにぎりブームにも乗りつつ、ハンバーガーショップであるモスの特徴を生かそうと思いました。

 一般的な焼きおにぎりはほぼ中身(具)が入っていないのですが、焼きおにバーガーは焼きおにぎりで具材をはさみ、バーガーの形にすることで具をおにぎりよりも多く入れました。この形をした焼きおにぎりはほぼないのではないでしょうか。

 また、3種類の玄米を使い、少しでも体に良いものにしました」と話す。

 第1弾は焼きおにバーガーだが、第2弾、第3弾も気になるところ。

「焼きおにバーガーも中具を変えてこれからもバリエーションを増やしていく予定です。焼きおにバーガー以外も当然しようと思っていまして、考えているのは麺類であればモスバーガーで使っているソースをベースにしたパスタで、照り焼きソースやクリームソースなどです。ハンバーグも同様にお店のソースを使ったもので、第2弾、第3弾として展開したいと考えています」

 冷食産業に期待の新企業が参入することに。焼きおにぎりだけでなく、麺類やハンバーグにも挑戦を考えているということで市場はますます過熱しそうだ。