今オフに予想される“超大型マネーゲーム”

「レイエスがお立ち台で見せたパフォーマンスは、一見すると純粋なファンへの愛着表現に見えますが、将来的な退団に備えたスマートな立ち回りとも受け取れます。大観衆の前で『ずっとここにいたい』とアピールしつつ、『契約はコントロールできない』と言い添えておく。そうすれば、今オフに高額オファーを出した他球団へ移籍することになっても『残りたかったが球団が評価してくれなかった』と言い訳ができる。移籍時のブーイングや叩かれるリスクをあらかじめ回避するための策で、むしろ“別れの挨拶”だったのでは、と深読みしてしまいます」(スポーツ紙記者)

 2024年に日本ハムへ加入したレイエスは昨年、本塁打と打点の2冠に輝くと、今季も打率.313、133安打でともにリーグトップに立ち、27本塁打は同2位と、圧倒的な破壊力でチームを牽引している。来季からセ・リーグでもDH制が導入されるタイミングも追い風となり、広角に打てる打撃力を持つレイエスの価値はより一層高まっている。

北海道日本ハムファイターズのレイエス(本人のインしたグラムより)
北海道日本ハムファイターズのレイエス(本人のインしたグラムより)
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「今季のレイエスの年俸は推定4億5000万円プラス出来高とされていますが、これだけの圧倒的な成績を残し続けている現状を鑑みれば、今オフの年俸条件は7億から8億円規模に跳ね上がるのは確実。しかし、日本ハムはファーム施設移転などの大型投資を抱えており、単一の外国人選手にそこまでの巨額投資を継続するのは資金配分的に厳しいのが実情です」(スポーツ紙デスク)

 そこに付け入るのが、巨人と阪神だ。

「巨人は今季、メジャーに移籍した岡本和真の穴を埋められず、新外国人のダルベックとキャベッジの助っ人コンビは揃って打率が低く、三振数の多さが目立つ。長距離砲でありながら打率も高いレイエスは、喉から手が出るほど欲しいはず。岡本マネーもまだ手元に残っており、参戦するのは確実です。阪神も佐藤輝明の来季メジャー移籍が確実視され、渡米に伴う巨額の譲渡金をそのままレイエスの獲得資金へスライドさせるシナリオが浮上しています。『ファイターズが好き』というだけで、レイエスが本当に残留するのか、甚だ疑問です」(前同)

 レイエスの激アツメッセージは、退団への“布石”だったのか。超大型マネーゲームは今オフ最大の目玉となりそうだ。