恋愛ドラマの神様という異名をとる
3位は22票で『半分、青い。』('18年前期)の北川悦吏子氏。『ロングバケーション』『ビューティフルライフ』『オレンジデイズ』など数々の大ヒット作を手がけたが、本作は「キャラクターに感情移入できない」(愛知県・52歳・女性)、「民放向きだった」(大分県・63歳・男性)、「展開がひどかったなあと思う」(北海道・43歳・女性)と低評価に。
「恋愛ドラマの神様といわれるほどの方ですが、朝ドラは尺の難しさがあるのかな。民放の1時間ものと違って、15分だと盛り上がる前に1日分が終わってしまったり、ヒロインのエキセントリックさが悪目立ちしてしまったり。三谷幸喜さんが以前、尺の短さや放送期間の長さなどから、朝ドラを書くのは絶対ムリとおっしゃってましたが、本当に難しいんだろうなと思います」
朝ドラは民放1時間ドラマの約4クール、大河ドラマ1作とほぼ同じ分量。
「戦国武将と同じくらい、いろんなことが起きなきゃいけない計算(笑)。本作のヒロインは夢が迷走していましたが、1クールずつ分けて見ていたら、そこまで違和感はなかったのかも」
73票で2位に入ったのは『純と愛』('12年後期)の遊川和彦氏。「朝は爽やかでわかりやすいものがいいが、これは真逆。好きな脚本家だが朝ドラには向かない」(富山県・59歳・女性)、「朝ドラとしては重い内容。遊川氏の脚本は夜のほうが合う」(愛知県・61歳・男性)と、ベテラン人気作家ゆえか、厳しい意見が。カトリーヌさんも「遊川さんのへそ曲がり感が出てましたね(笑)」と語る。
「朝ドラはヒロインが夢をかなえていく過程を見る、という王道を全部ひっくり返した作品。あり得ない不幸が連続する、強烈な展開でした」
祖父のホテルを再生させたいと修業のために就職した先が買収されクビに。次に勤めたホテルは火事に遭い、地元に戻り別荘を修繕して開業しようとするも台風で甚大な被害。脳腫瘍で倒れた夫は意識が戻らないまま終わる。
「こんな朝ドラあるのか!?と思いました(笑)。遊川さんは『家政婦のミタ』や『女王の教室』など社会派の方で、やっぱり夜10時が合うのかな。ある意味、朝ドラ史上に残る作品だと思います」



















