─新之助さんは将来、團十郎を継ぎたいと思っていますか?
新しい時代をつくってくれたら
新之助 いつかはなりたいです。でも“命をかけて”というような、大げさな感じにはしたくないです。父を見ていて、とても大変そうだったので。
─團十郎さんは、新之助さんがこの大名跡を継ぐために、どのように育てていきたいですか?
團十郎 見守るだけです。それなりに厳しい世界ですし、これからの世の中はいろいろと厳しいことが増えると思います。でも、大人になることは楽しいことだと変換してほしいです。やはり荒事は大変だと思いますが、少しずつ積み重ね、引き出しの多い役者になってもらいたいです。仲間とお客様とわかち合いながら、新しい時代をつくってくれたら、と思います。
─今後、どんな自分でありたいですか?
新之助 優しくて、心が広くて、大らかでありたいなと今は思います。
團十郎 やはり、古典を大事に。伝統を重視して、“歌舞伎十八番”“新歌舞伎十八番”をしっかりと継承できる團十郎でありたいです。また海外に出たときには、それらを土台に、若いころのように新たな挑戦をする役者になれたらと思っています。
プライベートでは?
歌舞伎を離れたところでのお互いはどんな感じ?
團十郎 歌舞伎を離れた勸玄くん? 子どもです(笑)。
新之助 僕、歌舞伎をやっていても子どもじゃないですか?
團十郎 離れたときはもっと子ども。
新之助 確かに(笑)。家での父は、舞台に向けたメンテナンスをよくしています。歌舞伎から離れたところは、見たことがないです。
團十郎 今はある意味、働き盛り。やはり、歌舞伎をやる時期ですので。でも、昨日はカレーを作りました。おいしかった?
新之助 おいしかったです! あとは、ゲームを一緒にやってくれたりもします。


















