法廷でラップ披露?

 3位は『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』('24年/テレビ東京系)。

「弁護が主流ではなく軽く感じた」(大阪府・57歳・男性)、「おままごとすぎてリアルさがまったくなかった」(神奈川県・54歳・女性)、「イメージが原作とかけ離れていた」(静岡県・56歳・男性)と、ワースト3に。

「エンタメに振り切っていて、そこがハマるかハマらないか。ポップでコミカルな演出で、重厚な弁護士ドラマを求めていた人にとってはがっかり度が高かったのでは」(苫さん)

 原作は累計210万部超の大ヒット漫画。「しょせん他人事」がモットーの弁護士を中島健人が演じた。

「中島さんは華やかでスター性があるけれど、原作の主人公はもっと飄々としてつかみどころのない雰囲気。原作とのイメージのギャップが大きく、中島さんはキラキラしすぎている感じがありました」(苫さん)

 2位は『リーガルビート ―逆転の法廷―』('26年/テレビ東京系)。

「役者の実力不足を感じた」(大阪府・61歳・女性)、「設定に無理がある」(埼玉県・57歳・男性)と、厳しいコメントが。

「吃音症の主人公が法廷で声が詰まってしまったとき、ラップのリズムに乗せて話すのだけれど、はたから見るとかなりカオス。ドラマにリアルを求める視聴者にとっては没入を妨げるところがありました」(苫さん)

『リーガルビート-逆転の法廷-』(テレビ東京)は稲垣吾郎、小雪、鈴鹿央士の組み合わせ
『リーガルビート-逆転の法廷-』(テレビ東京)は稲垣吾郎、小雪、鈴鹿央士の組み合わせ

 鈴鹿央士は本作でゴールデン帯連ドラ単独初主演で、吃音症の弁護士を演じた。

「鈴鹿さんの演技力は高いと思うけれど、やはりまだ若い。法廷ドラマで主役を張る俳優としては、知名度が浸透していなかったのかもしれません」(苫さん)