「僕らの世代って、時代劇が衰退していった時期で、時代劇=古いというイメージがどうしても残っているんですね。でも、実はそんなに難しいものではないし、自分のルーツとかいろいろなことを感じてもらえると思うので、若い世代の人たちに従来のイメージをどんどん変えてほしいなと。いいところは残して、新しいものも取り入れてね。時代劇は世界に行けるはずだし、そこに僕もいたいなと思っています」

 世界中から愛される時代劇、そこで見事な殺陣を披露する山口……そんな姿を見られる日が楽しみだ!

“殺陣トーク”が弾んだ発表会の様子をお届け!

 伝説の舞台のラスト公演『髑髏城の七人 LAST STAND』の製作発表会見が9月17日に開催された。主人公・捨之介役の早乙女太一と敵役・天魔王を演じる早乙女友貴は、兄弟ならではの丁々発止トーク。

2026年劇団☆新感線46周年興行・冬公演いのうえ歌舞伎『髑髏城の七人LASTSTAND』発表会 撮影/伊藤和幸
2026年劇団☆新感線46周年興行・冬公演いのうえ歌舞伎『髑髏城の七人LASTSTAND』発表会 撮影/伊藤和幸
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 友貴が「殺陣は当てに行くくらいの気持ちで」と言うと「おまえは鎧があるからいいかもしれないけど」と太一がツッコむ場面も。そんな2人の殺陣を稽古場で見るのが楽しみと語ったのは山口。

 また「役者を目指すきっかけになった作品といっても過言ではない」と言う塩野瑛久など、初出演組は髑髏城への愛を目いっぱい披露。終始、笑いと気合があふれる会見となった。

2026年劇団☆新感線46周年興行・冬公演

いのうえ歌舞伎『髑髏城の七人 LAST STAND』

 2026年11月14日(土)東京・新橋演舞場の初日公演を皮切りに、長野、金沢、大阪で公演予定。1990年『髑髏城の七人』初演から36年、過去11バージョンを上演してきた本作は劇団☆新感線としては最後の上演。これまで培ってきた集大成と、若いキャストによる新しい『髑髏城の七人』に期待。

取材・文/今井ひとみ 

やまぐち・まきや 1973年岡山県出身。学生時代は洋画を学び、卒業後に役者を目指す。1998年日中合作映画『戦場に咲く花』(監督・蒋欽民)でデビューし、2000年『三人姉妹』(演出・蜷川幸雄)で初舞台、同年の映画『雨あがる』から時代劇を学ぶように。2024年には 自主制作映画 『侍タイムスリッパー』で初主演を務め、同作品は日本アカデミー賞受賞の大ヒット。舞台、映像、大河ドラマへの出演と活躍の幅を広げている。