堂々の1位は吉川晃司
堂々の1位は、布袋寅泰とのユニットCOMPLEXでも活躍した吉川晃司。
「クールな佇まいで存在感がある」(岩手県・69歳・男性)、「白髪を生かした渋い演技が似合う。『下町ロケット』(TBS系)の役がカッコよかった」(東京都・41歳・男性)と支持された。
大河ドラマ『天地人』の織田信長役、『八重の桜』(共にNHK)の西郷隆盛役を挙げる回答もあり、その迫力は時代劇でも光る。
「吉川さんは、生活感がまったくないんですよね。それがミステリアスな役柄にも通じているのだと思います。白髪も生かしながら、若いころからの硬派なイメージを崩さずに、ここまできたのが素晴らしい」
小林さんのおすすめは、朝ドラ『舞いあがれ!』(NHK)の大河内教官。厳しく学生を指導する“
鬼教官”役も、吉川ならではのハマり役だった。
「あのスタイルを維持するために、どれだけ努力しているのか。そこも興味深いですね」
ステージでもドラマでも、硬派な魅力を貫く。その揺るぎない姿が、最多得票につながったようだ。
長く第一線で活躍する5人。その魅力の共通点を、小林さんはこう語る。
「音楽にも演技にも必要なのは、感性と表現力。自分をどう見せるかをわかっていることも、皆さんに共通する強みだと思います」
歌手だったとは知らなかった人も、昔からのファンも、その演技にロックミュージシャンの片鱗を探してみては。
小林久乃 編集者、コラムニストとして活動。年間約200本を視聴するドラマラヴァーで多数の媒体でドラマや映画のコラム、レビューを執筆する。著書は『ベスト・オブ・平成ドラマ!』など
<取材・文/西野風代>


















