サッカー協会に募る不信感
もうひとつは、元代表選手による提言への処分問題だ。
「J2リーグ藤枝MYFCを率いる槙野智章監督が、審判団のジャッジに対し、“マジでJ2のレフェリーのレベル上げないと壊れます”“こういうレフェリングをしている人が普通に吹いたらダメ”などと苦言を呈したのです。これは単なる文句ではなく、誤審であるとJFAも正式に認めていました。
しかし、JFAは槙野監督に2試合ベンチ入り停止と、罰金10万円の処分を下しました。当然、納得できない人が多数を占め、JFAへの不信感は募るばかりとなっています。
こうした逆風が吹く中で、今回のアジアカップ延期問題が発生しているのです。保身や事なかれ主義という声も寄せられる中、JFAはどのような対応を取るのか。信頼を取り戻すためにも、納得できる説明が必要になるでしょう」
この2つの事象については、
《岡田さんがJFAの役職を退任したのが分かる気がする。根本的にJFAは今の課題問題点に正面から向き合おうとしない体質であり、これで日本のサッカー界が良くなるはずがない。 槙野監督を全面的に支持します》
《これで審判を守ったつもりなんだろうか? 公平なジャッジができない組織が何を守れると思って判断してるんだろか?》
などの声が上がっていた。
11月4日にはシンガポール遠征に臨むメンバー28名を発表した森保監督。アジアカップについて聞かれると「まずは目の前の活動にベストを尽くす、そして未来に繋げていくと考えています」とコメントし、前を向いている様子だった。
懐疑的な視線が注がれるJFA。世界一を本気で目指す選手・サポーターのためにも、透明性のある舵取りを示すことが強く求められている。


















