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中日ドラゴンズ・工藤公康監督(2014年)
2027年シーズンのセ・リーグ開幕戦(3月26日、東京ドーム)で、読売ジャイアンツと中日ドラゴンズの対戦が決定した。松井秀喜監督と工藤公康監督による“新任監督”対決が早くも実現する中、中日ファンは「未完の大器」の開幕一軍を期待してーー。
11月2日に高知県でスタートした中日の秋季キャンプ。初日から積極的にグラウンド内外を駆け回ってはナイン、そしてコーチ陣にも熱血指導を施して“工藤イズム”を注入した工藤監督。
その高知キャンプとは“別班”となるナゴヤ球場での秋季練習で、気合の刈り上げ頭で汗を流しているのが根尾昂投手。2018年ドラフトで4球団競合の末に中日が1位指名で獲得した、高校生離れした野球センスから、誰もが将来を期待したスター候補だったが、未だ“未完”のまま。2027年4月には27歳を迎える。
今シーズンは主に中継ぎとして9試合に登板して1勝1敗、防御率5・00。投手転向して5年目にしてプロ初勝利を挙げたものの、本来なら“ドラ1”とは言え、他球団では戦力外通告にもなりかねない“崖っぷち”の状況に立たされている。
同学年・戸郷の年俸の22分の1
2026年の年俸も1050万円(推定、以下同)と、巨人・戸郷翔征投手(2億4000万円)、阪神タイガース・森下翔太選手(2億1000万)、北海道日本ハムファイターズ・万波中正選手(1億9500万円)ら、それぞれのチームの“顔”になった同学年の出世頭とも大きな差が。
それだけに入団以来、遊撃手に外野手、そして投手と適正ポジションや起用法を巡って監督やコーチ、フロントに振り回された根尾に「今年こそ」と祈るファンも多く、新監督の指導のもとで“覚醒”が期待されているわけだ。
そこで気になるのが、工藤監督が考える根尾の「適正」と「起用法」だ。
























