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 殺人事件、痴漢、ストーカー……。相次ぐ警察官や教職員による犯罪。頼れてみんなを守ってくれる立場のはずの人たちが、どうしてそんなことになってしまうのか? 

 男性評論家の御手洗ロリエさんは、昨今多発する公務員の犯罪についてこう分析する。

「ワタシのいとこが警官なんですけど、やっぱり特権意識が強いの! そういう意味では“制服”って罪な存在よね。着ることで、自意識も世間からの視線も割り増しされるわけだから。そのうえ、“公務員だからまじめに振る舞わなければいけない”という世間からの目もあって、ストレスがものすごくたまるお仕事だと思う。それに公務員の人って、髪型やヒゲにも“普通”が求められるでしょ? もうさ、公務員を型ではめるような文化って限界がきているんだと思う。そこを変えてあげれば多少は抑圧から解放される気がする。対人コミュニケーションを苦手とする人が少なくないらしいし、器用じゃない人が社会的体裁を無理やり繕っていたら、ますますズレが生じるよね。今後はもっと自由な雰囲気を作っていくべきだと思う」

 ちなみに御手洗さん自身、こんな経験があるという。

「公務員の不祥事といえば、某スーパー銭湯にて小出恵介似でマッチョな消防士にナンパされた際の悪夢が忘れられません。そのまま場末のラブホに直行したものの、彼は密室でキャラが豹変。ベッドの上ではずっと赤ちゃん言葉で通されました」