【タイムリー連載・フィフィ姐さんの言いたい放題】6月7日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)が報じた、元ファンキー・モンキー・ベイビーズのボーカル、ファンキー加藤さんのW不倫問題。渦中の不倫相手である、お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣さんの元妻は、現在妊娠中であるという。加藤さんは生まれてくる子どもを認知し、養育費を払う意向を示したが……。相次ぐ芸能界の不倫騒動に、フィフィは何を思うのか。

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6月7日午前11時、ファンキー加藤は都内で謝罪会見を開き、W不倫の事実を認めた

——不倫騒動を受け会見を開いた加藤さんですが、その会見内容を聞き、率直にどう思われましたか?

フィフィ:私自身もそうなんだけど、違和感を覚えた方は多いんじゃないのかな。子どもに罪はないとファンキーさんはおっしゃってたけど、それって本来、本人ではなく周りが言うことです。世間は別に子どもたちのことを責めてはいないと思うし、むしろ配慮していると思いますよ。

——柴田さんの元妻についてはどう思われましたか?

フィフィ:すでに二児の母でいらしたということで、自分の身体のことはよくわかっているはずだよね。それにも関わらず、不倫の挙句に妊娠となると、やはり同じ女性として、だらしがないなという印象を持ちました。

 母親というよりも前に、女性として突っ走ってしまったなと感じるね。

——一方で、離婚という選択をしなかった加藤さんの奥様については?

フィフィ:たぶん私が彼女の立場だったら、もう一緒には住みたくないし、嫉妬や怒り、さまざまな感情が入り乱れ、最終的には離婚という決断を下してしまうかもしれない。そうした、いわば自らの女性としての部分をぐっと抑え、母親としての役割を守ったなという印象。元妻の方とは対照的ですよね〜。

——とくに今年は、芸能界で不倫騒動が相次いでいますね。

フィフィ:ええ、芸能界はもちろん、世間でも今回のように既婚者の女性が不倫しているケースは珍しくなくなってきたと思う。その背景には、ドラマで不倫という題材が積極的に扱われたり、マスコミが必ずしも否定的ではないとりあげ方をしていることも一因としてあるのではないでしょうか。かつてに比べ、不倫に対して後ろめたさを感じる方が減ってきている印象を受けるね。

——最後に、これからの加藤さんについて、何か思われることがあれば教えてください。

フィフィ:世間からも、家庭のなかでも厳しい目が向けられるのではないでしょうか。これも多くの方が感じていらっしゃることと思いますが、彼は家族にまつわる歌なども歌っていますよね。それだけに、今後の活動をいったいどういうキャラクターとしてやっていくのだろうかと思わざるを得ませんよね。

《構成・文/岸沙織》