生物学的に、適齢期を過ぎるにつれ、子どもを産むことのリスクが高くなるということ。そしてそれは、男女ともに当てはまることだということ。女性だけの問題ではない。まずは、そのことをしっかりと教育するべきだと思うんです。

 男性だから、女性だからというのではなく、性にまつわる人間の身体の仕組みについてしっかりと教育がなされていれば、女性のみに責任を押し付けるような事態は防げるんじゃないかなと思うわけです。

 また、子どもを産みたいと思っているにも関わらず、仕事をしたい、夫婦生活を楽しみたいといった自らの欲を優先して、妊娠・出産をズルズルと先延ばしにしているカップルが増えているところもあると思います。

 たとえば、しっかりと教育がなされれば、子どもをコンディションが良い状態で産みたいから適齢期に産もうとする意識も男女ともに高まるんじゃないかな。

女性が出産適齢期を過ぎていることのみが、少子化の要因ではない

 匿名なら言えるけど公衆の面前で言うには憚られること、しかし議論しなければならないことを発言した東国原さんの勇気は買うし、世間が彼を一方的に批判するのもまた違うと思うよ。

 だからと言って、その意見に全面的には賛同できるわけではありません。少なくとも、女性が加齢などの身体的理由によって子どもを産むことができなくなることこそ、少子化問題を引き起こしている大きな要因だととらえる姿勢には疑問を持たざるを得ない。