「やはり、久しぶりの登校で報道陣が殺到することを考え、それを避けるための“愛子さまシフト”だったと思います。いままでは、学校から300メートルほど離れた場所への車通学で、残りは徒歩でしたが、しばらくはやむをえないと思います」(冒頭・関係者)

 8日当日は6時間目のみのご出席で、学校の滞在時間は75分ほどだったが、同級生には温かく迎えてもらったという。

 翌9日は再び欠席で、10日も6時間目だけのご登校。

 11日は午後から、目白の学習院大学キャンパス内で行われた「芸術鑑賞会」にのみ出席し、12日土曜日は4時間目のみとなり2年前の“不規則登校”に近い状況に……。

 そんな限定的なご登校が続く愛子さまについて、

「一般の子どもであっても、長期欠席後の最初の登校は負担になるので、時間を区切ったり、保健室登校になったりするものです。

 久しぶりの登校に、メディアの注目が集まっていた愛子さまにもかなりの緊張はあったはずで、今回のような登校状況は当然だと思います」

 と話すのは精神科医で教育評論家の和田秀樹さん。

 東宮大夫の定例会見によると、愛子さまにはまだ「ふらつき」が残っているようだが、和田さんは次のような可能性を指摘する。

「登校再開まで40日以上という日数がかかったのは、やはり『ストレス性胃腸炎』や『拒食症』だった可能性が考えられます。

『拒食症』で食事をとれない人や、朝起きることができない『起立性調整障害』の人に多いことですが、午前中は調子が悪くて登校できないということかもしれません。

 また医師の判断があり、無理をさせないために日時を区切っての登校だった可能性もあります」。

  この春からご両親の公務に同行することが増えた愛子さまは、夏休み中にも各地に出かけ笑顔をふりまかれたが、おやせになった姿も話題に。そこで和田さんは、一連のお出かけの重圧やストレスで「拒食症」(摂食障害)になった可能性を指摘していた。

 しかし、 “復帰2日目”(10日)の愛子さまの姿を見る限り、マスクであごのラインはわからないが、車に同乗していたスタッフたちと談笑されていたのだった。