深田恭子 撮影/渡邉智裕
深田恭子 撮影/渡邉智裕
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 やがて中学生で芸能界入りし、ドラマ『FiVE』で女優デビューしてから今年で20年。

「もうそんなにたつんですね。最初は本当に戸惑うことばかりでした。周りも大人の方ばかりだし、学業との両立は大変で、仕事場に教科書持ち込むよりも、セリフを覚えないと仕事が終わらなかったりとか余裕がなかった。今は現場に年下の監督さんがいたり、年齢も近い人も多いので同世代のみんなで作品を一緒に作ってる感じですね。昔とはまた違った気持ちで現場を楽しんでいます」

 これまで映画『下妻物語』ではロリータ女子高生、『ヤッターマン』では敵役のドロンジョ、そして今回の母親役と振り幅の広い役を見事にこなす深田。そんな年を重ねるごとに求められる役柄の変化について、こう感じているそう。

「いただく役が想像の範疇を超えているんです。“こんな役あるんだ!”っていつもビックリ。なので、私にとってすべての作品がターニングポイント。新しい自分を見つけられるかなって役を楽しんでますし、いろんな人の人生を味わわせていただけるのは、とても貴重な経験だなって思います」

ネットでよく買うのは○○

 そんな彼女のテンションの上がる瞬間がコレ。

「私、すぐ笑っちゃうタイプなんです。この前も、現場で阿部(サダヲ)さんの何気なくつぶやいたアドリブがツボに入っちゃったりとか。本番以外は結構笑ってます。

 あと、インターネットでお買い物も好きです。よく買うのは日用品(笑)。お掃除系の便利グッズが好きなんです。やっぱり家をキレイにするとすべて成功につながるような気がして。何かをしなきゃいけないってときに限って、お掃除始めちゃったりしています(笑)」

 自身にとっての“至福の時間”は?

「家にいるのが大好きなんです。特に飼っている犬(メロンパンナちゃん/トイプードル)が今年10歳で、たまに元気がない日があるんです。なので、ご飯を楽しそうにたくさん食べてくれたりすると、すごく幸せな気持ちになります。本当は外出していろんなことに挑戦しなきゃとは思うんですが……。“今年はもっと外に出る!”が目標です(笑)」