当てはまったら病院へ“危険舌”

危険舌リスト イラスト/上田惣子
危険舌リスト イラスト/上田惣子
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■舌苔が黒い(こげ茶)→胃潰瘍・胃がんのキケン

消化管、特に胃・十二指腸に何らかの潰瘍(かいよう)、炎症性病変が隠れている兆候。1度、病院を受診したほうがいいでしょう。

■まっすぐ出せない→心筋梗塞のキケン

筋肉を正常に動かす神経が侵されたり、血管が詰まりかけている可能性あり。舌の表面が細かく波打つのも危険シグナル。

■舌の裏の血管がボコボコ→脳卒中のキケン

血液が悪く、血管が詰まりやすい状態。紫や青黒く見える場合も要注意。左右差が顕著なときは、すぐに病院に行ったほうがよいレベル。

▼プロフィール
歯科医師 中城基雄先生
中城歯科医院院長。鍼灸(しんきゅう)師でもある。体質由来の口臭治療の専門医として、3500人以上の口臭を治療。口臭を含む口腔内の変調を病気のサインとしてみる姿勢から、なぜか、全身の状態がよくなると噂される歯科医師に。『病気の9割を寄せつけない たった1つの習慣』(1300円税別、サンマーク出版)は、口の中だけでなく、顔や声、姿勢を見るだけで、身体の調子を見抜く方法を中城先生が解説した1冊。自分の体質を知れば、不調の原因もわかるかも!