部分痩せは不可能!?
すべての写真を見る

高脂肪を避けて、カラダに良い低脂肪食品!

 迷信です。低脂肪食品を続けるより、高脂肪食品を上手に食べたほうが健康的に痩せられます。アメリカの統計に、低脂肪ダイエットによって逆に肥満が増えたという報告があります。
脳の世界的権威は、低脂肪な食事を続けると、うつ病やアルツハイマー型認知症が増えリスクが多くなると警告します。

 一方、カロリーが高いからと敬遠される高脂肪食品ですが、体重を増やしたり糖尿病を誘発する原因にはなりません。肥満や病気の原因は、調理するときに添加する砂糖や人工的な油です。高脂肪であっても、血糖値を上げず、ダイエットに効果があります。

グルテンフリーで、健康的に痩せられる!

 ハリウッド女優やテニスプレーヤーが減量に成功した、「グルテンフリーダイエット」。
日本でも有名になりましたが、実は科学的な根拠はありません。グルテン除去食は、小麦やライ麦に含まれる「グルテン」を食べると体調が悪くなる人向けの食品です。セリアック病やグルテン過敏症の人には、有効なダイエット法になるかもしれませんが、健康な人には向きません。グルテンもまた、大切な栄養なのです。

残念ですが、部分痩せは不可能!

 腹筋をして、お腹の肉を落とす。二の腕のマッサージで、腕だけ細くする。太ももの贅肉だけ落とす、小顔にする。セルライトだけ、減らす。残念ですが、すべて無理です。不可能です。脂肪を分解するアドレナリンや成長ホルモンは脳の命令で分泌されますが、その効果はカラダ全体に広がります。部分指定はできないのです。

宿便をデトックス!

 本来、宿便とは便秘で溜まった便のことを指します。つまり単なる便秘です。美容や健康関係では、宿便なるものが長いあいだ腸にこびりついていると脅しますが、そんなものは存在しません。疑似科学の類いです。

マイナスイオンは、健康や美容に良い!

 マイナスイオンは、化学用語ではありません。商品を売りたいがための造語で、『ニセ化学』の代表と呼ばれています。マイナスイオンが健康に良いとする根拠はありません。また各商品から発生するイオンの量も、ダムの中に目薬を一滴垂らしたほど少なく、その寿命も長くて1秒ほどしかありません。カラダに届かないのです。

トルマリンは健康に良い!

 嘘です。トルマリンは置いてあるだけでは、電気を発生しません。前述したように、マイナスイオンの健康への効果は証明されていません。

コラーゲンは、肌に良い!

 これもまた、デマです。コラーゲンを食べても、消化されて排出されるだけです。肌がぷるぷるになることはありません。肌に塗ったとしても、コラーゲンは分子が大きいため、肌の奥にしみこみません。仮に浸透したとしても、カラダは異物を受け付けないので、皮膚に定着しないのです。