米倉涼子(45)の独立後初のドラマ出演は今秋放送予定のドラマスペシャル『ドクターY~外科医・加地秀樹~』(テレビ朝日系)だが、次に選んだのは2021年にNetflixで配信予定のオリジナルドラマ『新聞記者』だ。

米倉がNetflixを選んだ理由

 同作は昨年6月にシム・ウンギョン松坂桃李がW主演した映画版が公開され、『第43回 日本アカデミー賞』では最優秀作品賞など主要3部門の最優秀賞を獲得した。原案は東京新聞・望月衣塑子記者の著書というだけあって、リアルな政治事件を描いた内容が話題を呼んだ。米倉は“新聞業界の異端児”と呼ばれる東都新聞の社会部記者・松田杏奈を演じ、ドラマ版も映画版と同じ藤井道人監督、河村光庸プロデューサーが指揮を執る。

 Netflixといえば、コロナ禍でエンタメ業界が苦境にある中、世界各国で2億人近くまで加入者も増え、ひとり勝ち状態。今年、韓国ドラマブームに再び火を付けた『愛の不時着』『梨泰院クラス』もNetflixが配信した。

Netflixの魅力のひとつは、独占配信のオリジナル作品です。海外ではメリル・ストリープ、ロバート・デ・ニーロといったハリウッドのビッグネームの出演作もあり、Netflixに自ら企画を売り込むハリウッド俳優も少なくないといいます。

 そこまで駆り立てる理由は巨額の製作費です。アル・パチーノとロバート・デ・ニーロとジョー・ペシが出演しマーティン・スコセッシが監督した『アイリッシュマン』の製作には1億7500万ドル(日本円で約183億円)が費やされたといいます。現在のエンタメ業界で最も潤沢な製作費があるのはNetflixともいわれています」(映画関係者)

 これまでに配信したNetflixオリジナルの日本ドラマは『深夜食堂 ーTokyo Storiesー』(2016)、『全裸監督』(2019) 、『FOLLOWERS』(2020)などがあるが、『新聞記者』は16作目にあたる。

「今回、米倉のギャラは全話合わせて3億円近いと一部で報じられていますが、Netflixならそのぐらいの金額を提示しても不思議ではありません。

 独立後は『ドクターX』のギャラが1本800万円で1クール1億円とも騒がれましたが、数字だけをくらべればNetflixを選択するのは自然でしょう。ただ、それ以上に米倉にとって魅力なのは作品が世界同時配信されることと、海外からのオファーが増えるという点です」(テレビ誌ライター)

 米倉は独立後に開設した自身のインスタグラムでミュージカル『CHICAGO』の写真とともに、こんな言葉を投稿している。

大好きなCHICAGOのブロードウェイ挑戦はいつも私の夢です。家族、沢山の友達、スタッフ、メンバーの支えがあって成し遂げられた感動は一生忘れません

 すでにブロードウェイの舞台に立った米倉が「次に狙うのはハリウッド進出」と話すのは芸能ジャーナリスト。

「米倉はハリウッド女優のシャーリーズ・セロンのファンでNetflix作品の中でもシャーリーズ・セロンが出演した『オールド・ガード』がお気に入りのようです。

 エネルギッシュなアクションに惚れ惚れしたとWEBレビューでも語っていて、“いつか彼女に会って、お酒を飲みながら語り合ってみたいっ”と言うほど。Netflixで仕事をするということは、高額なギャラだけでなく、これまでとは違うステージへ進めるという意味もあるのではないでしょうか」

 第92回アカデミー賞を受賞した『スキャンダル』は、2016年に米テレビ局・FOXニュースで実際に起きた騒動の裏側を描いた映画だが、この中でシャーリーズ・セロンは実在するテレビの売れっ子キャスター、メーガン・ケリーを演じた。

「メーガンそっくりなメークをするために、彼女が指名したのがメイクアップアーティストのカズ・ヒロさん。彼はこの作品で第92回アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞しました。シャーリーズ・セロンのそういった役の向き合い方にも米倉はとても共感したそうです」(同前)

 米倉がセロンとハリウッドで共演する日も、そう遠くはなさそうだ。