社会・事件
2020/2/16

80代女性の孤独死、築50年のアパートに設置された“新品同様”エアコンが物語ること

孤独死高齢者おひとりさま事件
菅野久美子(ノンフィクション・ライター)
※写真はイメージ
※写真はイメージ
体液などがしみついた部分をはがす特殊清掃のスタッフ(※写真はイメージ)
「ヒートショックで亡くなってから1〜2週間。追い炊き機能でずっと温かかったのか、ご遺体の腐敗が進んでいました」。赤黒く染まった水面には、ドロドロと皮膚が浮いている('18年撮影) 撮影/齋藤周造
「これからゴミ屋敷は増えていくと思います」と小島さん。「掃除のやり方を知らない人が増えているんです。あと、ゴミの分別が厳しすぎて、それで捨てられなくなってしまう人もいます」。見やすくするため減らしているが、実際はゴミの量はこの倍の高さくらいまであるそう 撮影/齋藤周造
「最近は“第一発見者になりたくない”“事情聴取がめんどくさい”という理由で、なんとなく異変に気づいても通報しない人が増えています」。この現場も亡くなってから発見までに時間がかかったため、布団に広がった体液の色は、茶色くどす黒い('18年撮影) 撮影/齋藤周造
佐藤さんは写真を手に、家族3人の生活を振り返った
警察の霊安室で遺体となった父親と対面した
荒れ果てた台所を掃除すると害虫の死骸も
寝室の床にはエロ本の切り抜きがびっしり並んでいた
写真右側の黒い部分が髪の毛や血の塊。ここに男性の頭があった。吐血したと思われる血は玄関口(上のほう)に向かい流れていた。風呂場にも吐血した痕が
電気が通っていないので霧吹きで室内を消毒。普段は電動噴霧器を使用
男性の部屋には大量のビールの空き缶が。カウンターには小銭が並べられていた
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