社会・事件
2015/10/27

傾斜マンション、地層は”プリン”ほどの固さ「昔は湿田」

 B29撮影の地図(下)とほぼ同じ場所の現在の様子(写真はグーグルマップより)。マンションや商業施設『ららぽーと横浜』、工場などが建設されたあたりは、水はけが悪く地盤が軟らかで洪水にも地震にも弱い土地だった。地盤の悪さは一帯の地名「池辺町」からもわかる
[写真 1/3枚目] B29撮影の地図(下)とほぼ同じ場所の現在の様子(写真はグーグルマップより)。マンションや商業施設『ららぽーと横浜』、工場などが建設されたあたりは、水はけが悪く地盤が軟らかで洪水にも地震にも弱い土地だった。地盤の悪さは一帯の地名「池辺町」からもわかる
 昭和21年ごろ米軍がB29から空撮した当時の『パークシティLaLa横浜』付近の様子(写真は高橋教授提供)。白の太線が現在、マンションがあるあたりで白い点線一帯は鶴見川の後背湿地。点線内を中心に色が黒い部分は鶴見川の支流が流れていた特に低湿で軟弱な湿田
[写真 2/3枚目] 昭和21年ごろ米軍がB29から空撮した当時の『パークシティLaLa横浜』付近の様子(写真は高橋教授提供)。白の太線が現在、マンションがあるあたりで白い点線一帯は鶴見川の後背湿地。点線内を中心に色が黒い部分は鶴見川の支流が流れていた特に低湿で軟弱な湿田
 先月、豪雨で決壊した後の鬼怒川の堤防付近の昭和36年ごろの周辺状況。白丸は堤防決壊個所。写真の太線はかつての鬼怒川の支流跡。南側に後背湿地が広がり今回のマンションの土地と同じ性格。洪水に耐えられず決壊した(写真は高橋教授提供)
[写真 3/3枚目] 先月、豪雨で決壊した後の鬼怒川の堤防付近の昭和36年ごろの周辺状況。白丸は堤防決壊個所。写真の太線はかつての鬼怒川の支流跡。南側に後背湿地が広がり今回のマンションの土地と同じ性格。洪水に耐えられず決壊した(写真は高橋教授提供)
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