――どういうときに神社巡りをするんですか?

崎山 僕は仕事でもあまりストレスを感じないほうなのですが、大きな舞台だったり、ここぞという仕事の前にはお参りに行って、気持ちを落ち着かせるんです。具体的なお願い事をするというよりは、挨拶に行って、気持ちをリセットする。そうすることで、仕事への原動力をもらっています。

中尾 そうなんだ、意外だよね。

崎山 ふらっと明治神宮に行ったり、行きたいところを調べて探したり。暢樹にもおすすめの神社、教えるよ。

中尾 じゃあ、一緒に行く?

崎山 いやいや、そういう「焼肉行く?」みたいなノリで行くとこじゃないから(笑)。

中尾暢樹 撮影/廣瀬靖士

中尾 そうか(笑)。一緒に行ったら、いつものノリでふざけちゃうからダメかもね。“和”といえば、僕が次に出演する映画にも共通しているのですが、この秋公開の『一礼して、キス』で僕が演じるのが、弓道部員の高校生。役を作り込めるのが映画の醍醐味ですが、今回は3か月をかけて弓道の稽古をし、細部まで監督と役作りをしました。

崎山 すごいよね。

中尾 いや、本当にありがたい機会だと思う。僕は今20歳で、自分でもまだまだ経験が少ないと思うけれど、コミック原作の映画は、いつか挑戦したいと目標にしていたから。初めての経験ばかりで、大変なことも多かったので、すごく思い入れがある作品になりました。

「戦隊見てたよ」って応援してくれる人もいるけれど、そういうひとはもちろん、まだ僕のことを知らない人にも、この映画で早く知ってもらいたい。いま、公開を前にして、どういうリアクションが返ってくるのか、不安でもあり、楽しみでもあります。