――ぜひ聞きたいです!

高須裸だよ裸! 動画でいきなり草なぎクンがシャツなんか脱いじゃって、“慎吾ォ~!”なんて叫んでみなさいよ。もう大・大バズり間違いナシでしょ!

――まさかの脱ぎ動画! みんなあの事件を思い出しそうですが……。

高須「いいんだよ。もう元ジャニーズでもネットにじゃんじゃん出てバズって、ボクみたいに炎上させちゃう時代だよ! そこまでしたら逆に、“自分の黒歴史をセルフパロディーできちゃう草なぎスゲ~な!”ってなって、今までいなかった層のファンができると思うよ。でも、この脱ぐ策にはちゃんと成功例があって、郷ひろみくんも『獣は裸になりたがる』って曲でその脱ぎっぷりが評価につながったんだよね。今も肉体美が人気でしょ?」

SNSで著名人が一般の人とコミュニケートする時の注意

――短所を長所に! さすが院長らしい発想の転換ですね。ところで今回の件は「SNSでファンと交流したい」というのが3人の希望だったそうです。とはいえ、SNSで一般の人と著名人がコミュニケートすることでトラブルも起きやすくなりますが、注意することなどありますか?

高須「今やSNSで食べていると言っていいタレントも多いのに、なんといっても彼らは初心者! ヘンなものを誤爆投稿しないためにも『#のつけ方』『携帯の予測変換をオフする』など、練習しとくといいかもね。それに、自分にとって好ましいファンの声援ばかりじゃないのがSNSでのコミュニケーション。だけどここでネガティブなユーザーをブロックしないで、あえてそこも受け入れると度量が広いと思われて、また人気拡大につながるんじゃないの?」

――ここまでのお話をうかがうと、ネット解禁後の3人はより人気が出そうですね。とはいえSNSに向いている人・向いていない人もいると思いますが……。

高須「そうね。香取クンはちょっとナイーブそうだし、ボクがツイッターで遭っているような攻撃なんかには耐えられなさそうだね。だからこそ、炎上が少ないインスタ担当なのかもしれない! まぁネット界には自分のファンなんか半数もいないと思って、割り切って自分の楽しいようにやるといいかもしれない。いろいろ趣味もありそうだし」

――ところで、新事務所を立ち上げたのは元SMAPの敏腕マネジャーのIさんで、ネットNGだったジャニーズから退所後、すぐにアグレッシブなネット戦略を行う手腕には驚きました!

高須「そもそも、高齢のジャニーさんやメリーさんに、SNSの魅力を分かれって言っても無理なこと。Iさん以外にもネット戦略をしたいスタッフはいっぱいいたのでは? でも、これこそ世界に向けた第一歩だと思うよ。SMAPは解散したとはいえ彼らが日本のトップクラスのタレントであることは変わらないし、彼女にはもう日本の市場は目に入ってないんじゃないかな?」

――日本での活動はターゲット外だと?

高須活動の拠点が日本でも、ネットで発信することでアジアはもとより世界中で彼らが活躍する姿を見ることができるわけじゃないですか。となるとマーケットが広がる。となるともっと儲かる! というわけ。ボクは、事務所に残ったキムタクより人気が出るかもしれないと思ってるよ。少なくともSNSが始まれば、ネットニュースに連日トップで載るだろうね」

――去年末の解散の際、高須院長はSMAPに向けて「君たちはこれまでサナギだった。これから蝶として羽ばたくのを楽しみにしています」とおっしゃっていましたが、3人はまさに大きな第一歩踏み出したように見えますね!

高須「この活動が大ヒットしたら、本家ジャニーズもネット露出を解禁しちゃうかもね! でもそこまで大きな動きがあったら、古巣を動かした彼らのほうがすごかったってこと。ジャニーズたちがみんなこぞってSNSをやるかどうかも、この3人にかかってるね。ツイッターも動きだしたらボクとクソリプ合戦してほしい!


<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)。最新刊は『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)