羽生結弦

「プーさんたちはみんな森にかえします」

 フィギュア男子で66年ぶりの2連覇という快挙を達成した羽生。翌日の記者会見には多くの海外メディアも詰めかけた。NBC記者の「リンクに投げ込まれたプーさんはどうするのか?」という質問に対し、彼はこのように返したのだった。会場は爆笑に包まれたが、その後はまじめに「大半は寄付します。思い出に残すために、いくつかのプーさんは、自宅に持って帰ります」と続けた。どのプーさんを持ち帰ったのか……チョイスが気になる!

渡部暁斗

「頂点は見えているけどなかなか登り方がわからないというか……」

 数々の世界大会で2位が多く、“ミスターナンバーツー”と呼ばれている渡部は今大会の個人ノーマルヒルでも、銀メダル。「金メダルを取りたかったが、すでに次のラージヒルに気持ちが向かっているほうが強い。そのへんが4年前(ソチ)との違いかな」とコメントするも、ラージヒルでは強豪ドイツ勢に阻まれ5位に。悔しさをにじませながら出てきたのがこの名言。4年後の“ミスターナンバーワン”に向けて、新たな戦いが始まった。

LS北見

「そだね~」

「ここはよく曲がるからね」「そだね〜」「こっち狙ったほうがいいんじゃない?」「そだね〜」。試合中に発する「そだね〜」の掛け声が話題となった女子カーリング。メンバー全員が北海道出身の彼女たちの道産子なまりが“かわいくてなごむ”と評判に。試合途中にある7分の休憩時間にフルーツを頬張りながら作戦会議をする様子すらも“もぐもぐタイム”だと注目を集めることとなった。おかげさまでカーリング人口も増え“そうだね〜”

カーリング女子(写真/共同通信)
カーリング女子(写真/共同通信)
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