「最初は寝たきりで、食事も鼻からチューブでとっていました。絶望的な状況の中で、献身的にケンタロウさんを支えたのが妻の大谷マキさん。感情表現もほとんどできない夫に“今日はこんなことがあったよ”と話しかけ、反応を引き出そうとしていました」(前出・スポーツ紙記者)

 フードスタイリストの大谷マキさんと結婚したのは'10年のこと。愛する夫の回復を信じ、懸命に看護を続けた。

夫婦は葉山の一軒家で暮らしていたんですが、マキさんはケンタロウさんがリハビリのために入院していた病院のそばに引っ越しました。毎日夫のもとに通って1年ほどがたったころ、ケンタロウさんはマキさんの頭をなでるような動作をしたそうです」(生活雑誌編集者)

 介護スタッフに支えられながらではあるが、少しだけ歩けるように。'13年6月には退院し、自宅でマキさんのサポートを受けながらリハビリを続け、片言ながら少しは会話ができるようになったという。

「'14年1月にカツ代さんが亡くなります。'05年にくも膜下出血で倒れたカツ代さんを、事故前にはケンタロウさんが介護していました」(同・生活雑誌編集者)

小林カツ代さん
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出演者変わるも10周年目の『男子ごはん』

 ケンタロウのリハビリは、今も続けられている。彼の復帰を待ち望んでいるのが国分太一だ。

「ケンタロウさんは'08年に始まった『男子ごはん』(テレビ東京系)で、国分さんと共演していました。初心者の国分さんを指導しながら料理を作り、できあがったら食卓をはさんでトークをする番組です。

 事故の後はゲストを呼んで番組を継続し、ケンタロウさんの復帰を待っていました。でも、治療に専念するためということで正式に降板。'12年8月からは栗原心平さんを迎えて番組をリニューアルしました」(テレビ誌ライター)