華麗なグラブさばきを披露

1試合目はブラックのユニフォームでセカンドを守る(その2)
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「柴田さんは全く年齢を感じさせません。走り方なんて“ユージ”そのもので、盗塁もできますし、打球もよく飛ぶんです。セカンドは難しいポジションですが、いつも華麗なグラブさばきを披露していますよ」(草野球関係者)

 かねてより野球を趣味にしていて、'94年にはテレビ番組の企画でアメリカ独立リーグの入団テストに挑戦したこともある。'06年7月に肺がんと診断され摘出手術を受けたが、野球はやめなかった。

「手術からたった半年でプレーに復帰してきましたからね。むしろ病気をきっかけに禁煙したこともあって、以前より動きがよくなった感じさえしました」(同・草野球関係者)

 2年前、柴田は取材に対してこう語ったことも。

「入っているチームの平均年齢が68歳くらいで、僕は若手になりますから、盗塁のサインが出るんです(笑)。相手チーム、若いんですよ。キャッチャーも肩がいい。でも、チームにこたえるために、僕はケガをしないように、全力疾走するんです(笑)」

 しかしこの日、守備ではいいところを見せるも、バッティングでは外野フライ、ファーストフライと2打席凡退。迎えた第3打席、力んでしまったのかあえなく三振し、4打席目には代打を送られてしまう。柴田はベンチに下がった後もチームのヒットには誰よりも喜び終始、笑顔。チームは14対1と大勝した。

2試合目は“恭サマ走り”でチームメートとハイタッチ!

柴田さんは本当に野球が好きなんでしょうね。謙虚に野球に向き合っていて、大スターなのに、雑用だって誰よりも率先してやってくれたりして、恐縮してしまいます」(前出・草野球関係者)

 試合が終わると、オレンジのユニフォームに着替えて、球場のフェンスへと向かった。柴田は、「僕が片づけます」と言い大会の横断幕をはずし、隣接するバッティングセンターへ。

 そこで記者が柴田を直撃すると、落ち着いた様子で取材に応じてくれた。