MALIA.はただきれいなだけではありません。経済的に自立しています。MALIA.の4人の結婚相手の内訳は、Jリーガー3人、格闘家1人とスポーツ選手が多い。スポーツ選手の現役時代は華やかでも、引退後の仕事が確約されている人はごくわずかで、当然、収入も不安定になりやすいでしょう。それに対し、MALIA.は芸能活動と並行して、脱毛サロンやアパレルブランドを立ち上げるなど、実業家として地道に活動しています。男性から見ると「自分が養わなければ」というプレッシャーがありませんし、もっと言うと「自分に仕事がなくても、食べるのに困らない」というメリットがあると言えるのです。

MALIA.にとって結婚するメリットとは

 4回目の結婚の際、ワイドショーで「なぜ3回も結婚に失敗しているのに、また結婚するのか? 恋愛でいいのではないか?」という趣旨の発言をしたコメンテーターがいますが、交際ではなく、結婚のほうがMALIA.にもメリットがあると思うのです。

 MALIA.に密着したテレビ番組を見ましたが、3人の子育てをし、実業家として働くMALIA.はともかく忙しい。もしあの生活が本当なら、デートする時間を捻出するのは難しいでしょう。また、MALIA.は三度目の夫との離婚理由について、「遠距離だったから」と語っていますが、おそらく好きな人と離れていることに耐えられない性格だと思われます。となると、一番いいのは、一緒に生活すること、つまり結婚です。上述したとおり、結婚してお財布が一緒になったほうが、男性側のメリットは大きくなります。

 このようにMAILA.は、実は「結婚向きの女性」でありますが、4回結婚し、3人の父親から生まれた4人の子どもがいるというのは、現在の日本では珍しいケースでしょう。人とちょっと違うことをする女性を叩くのが日本社会ですが、MALIA.を責める時に一番使われるのが「母親失格」「子どもがかわいそう」ではないでしょうか。