そんな安藤の背中を押してくれたのは“家族”の存在だった。

「子どもを産んで、なおかつ女優としても活躍してきた義理の母(角替和枝)からの“これをやらないんだったら、事務所も仕事も辞めちゃいな”って言葉が、覚悟を決めさせてくれて。夫(柄本佑)や両方のお父さんも“なんでそんな一大事みたいな顔をしているの? やってごらんよ”って、軽く背中を押してくれたので、一歩を踏み出すことができました」

安藤サクラ 撮影/廣瀬靖士
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 長いキャリアの中でも、初めての朝ドラヒロインに奮闘中の安藤。そんな彼女の今の“等身大”の目標は……?

最初は自分おばちゃんだし、ヒロインとして映ることに、すごく不安があったんです。それを、スタッフのみなさんの力で、私をヒロインにしてくださって。モニターを見たとき“すごい、朝ドラみたい!”って言ってしまったくらい(笑)。私にとっては一生に1度のヒロインだけど、スタッフのみなさんにとっては何本も作っている朝ドラの1本。だからこそ、いつかこの作品を思い出したときに、いい思い出になっているようにするのが、今のいちばんの目標かもしれないです

私のこだわり飯

「白米と納豆が好きで、食べていない日が続くと、身体がもしゃもしゃしてきます(笑)。あと、お箸で食べ物を口に運ぶことに、ホッとします。『まんぷく』の食事シーンは、日本人の心が豊かになるような食卓で、私も娘にそういった食卓を伝えていきたいなと思っています」