熊本の人気レポーターとしても活躍

 荒木さんのもうひとつの顔を覗(のぞ)いてみよう。毎週出演しているKAB熊本朝日放送『くまパワ』の収録現場にお邪魔した。平日夕方に55分間、熊本県内で放映されている生番組だ。荒木さんは週に1、2回、レポーターとして人気の飲食店や新しくできた店などを紹介。子どもたちの“はじめてのおつかい”コーナーも担当している。

レポーターを務める『くまパワ』リハーサル
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 この日はテレビ局見学を兼ねて遊びに来た小学生男子6人が番組に出演していた。2児の母でもある荒木さんは、子どもたちに話しかけて緊張をほぐしていく。

 司会を務めるアナウンサーの松原大祐さん(30)に聞くと、荒木さんは子どもの目線に立つのがうまく、すぐ仲よくなるのだという。

「ダジャレキャラでもあるんですよ。生放送でもガンガン、ダジャレを入れてきます。しかも、親父ギャグばかり(笑)」

 レポーター仲間の高橋よしえさん(38)はこんな素顔を暴露してくれた。

「結婚して20年以上たつのに、いまだにラブラブらしくて、“旦那さんがいないと私、生きていけないからー”と素で言っていて、メッチャ女子だと思います。そうか、自分にはこれが足りてないんだと(笑)」

 荒木さんはまじめで勉強熱心だと褒めるのは、漫才師の海原はるか師匠(70)だ。熊本出身の海原師匠は月に1、2回、同番組にコメンテーターとして出演している。

「普通のおばさんっぽくしてはるけど、裏で努力しているから、この世界で生き残っておられるんだと思います。僕との15秒の掛け合いネタでも、納得するまで稽古(けいこ)してましたから。はっきり言うて、そないべっぴんさんやない(笑)。でも、いつ会うても楽しそうでかわいらしい。僕らでも同じですけど、年いったら最後はね、かわいくなかったらあかんですよ」

 なごやかな雰囲気で番組は無事終了。と思いきや、実はVTR紹介の後、荒木さんが順番を間違えてコメントを飛ばしてしまったそう。取材陣が「気づかなかった」と伝えると、たちまち笑顔になった。

「周りの方々のフォローのおかげです」

放送終了後。次男・勇哉さんいわく「母は出演番組をビデオで何回も見て反省会をします」