なでしこ、マー君らが大健闘

 4年後の平成18年は、野球サッカーともに大熱狂した1年。ワールド・ベースボール・クラシックを王監督が、ドイツW杯をジーコ監督が率いて激闘。寝不足&仕事が手につかなかった人も多いはず! ちなみに、この年はハンカチ王子こと斎藤佑樹選手と、マー君こと田中将大選手が、甲子園で死闘を演じた年でもある。

 このころになると、海外で日本人選手が活躍することも一般的に。中でも、平成21年、ワールドシリーズでMVPに輝いた松井秀喜選手(ヤンキース)の姿は印象的だった。

 そして、平成23年にはWBCに続くように、なでしこジャパンが世界一に輝く。キャプテンだった澤穂希さんも今ではママに。しかし、その“魂”は、高倉麻子監督率いる、新しいなでしこに引き継がれている。

 田中将大選手が無傷の24連勝を成し遂げ、東北楽天が初優勝を飾ったのが平成25年。球団創設から9年目の快挙だった。

 平成を彩った名プレーヤーが引退していく中、平成29年にはカズが50歳でゴールを決めギネス記録に。平成31年間を現役、そしてスターでありつづけたカズこそ、平成スポーツ史のレジェンドといっても過言ではない!