700回、1万人の男性と会っている

 東京都中野区に住む監査法人契約社員の上岡美佐さん(31)は、3年前から婚活パーティーに週5回の割合で参加している。

「土日に各2回ずつと、平日に1回で計5回です。たぶん700回、およそ1万人の男性と会っていると思います。パーティーの参加費は、女性の場合は無料から3000~4000円ぐらいですが、レベルの高い女性は(男性も)、主催者側から“次回はタダでいいですから出ませんか”と声をかけられる。そういうのが結構、多かったのですが、30歳をすぎたら、グンと減ってきました」

 とうなだれる。

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 パーティーは通勤定期券で行ける範囲の場所に限定しているというが、それでも衣装代や美容院など膨大な費用と時間を費やしている。

「20代半ばまでしょうもない“ひもDV男”に引っかかってしまって、金銭面などで苦労しました。その男性と別れて、最初は30歳までに結婚して、子どもを産みたいと思っていましたから必死でしたね。いまも、もちろん必死ですけど」

 高校時代に母親を亡くして寂しい思いをしたことや、5歳離れた兄がすでに結婚していて幸せな家庭を築いていることも結婚願望を増幅させているという。

 婚活パーティーでは、いままで5回カップリングしたが、嫌な思いをすることが多くて恋愛まで発展しなかった。

「身体目的の男が多いんですよ。初デートで“チュッチュしていい?”“手をつないでいい?”って言われることが多い。夜から誘って、いきなりカラオケのような個室に連れて行こうとしたり、終電がなくなるまで延長してホテルに泊まろうとするんです。それから、食事代を割り勘にするセコイ男も多くて、イヤになっちゃいますよ」

 平成ジャンプについては、「よくできたネーミング」と笑ったが、そうも言っていられないと思った。

「女は常に近いところに目標を設定しているもの。平成のうちにとか、東京五輪までにとか、35歳までにとか。令和になったので、次は五輪。そのときはひとりでテレビで見るのではなく、好きな人と一緒に見たい。

 年をとると妥協が必要だとはわかっていますが、NGポイントも増えていくんです。例えば、酒、タバコはダメとか、バイクは危ないからダメとか、住宅ローンが組めない人はダメとか

 と複雑な思いをのぞかせる。