約20年前に使用していた洗練されていない手作りうちわや、ヲタ友と交換した手製のカードなど/著者私物

 2019年6月10日。

 いよいよ本日から、19年ぶりとなるジャニーズJr.単独・ドームコンサートの申し込み受け付けが始まった。本公演には、東西のジャニーズJr.およそ300名が出演するという。
ジャニーズJr.の公式ファンクラブ『ジュニア情報局』の会員数は70万人に迫るとされ、キャパ5万5000人の東京ドームをもってしても激戦が予想される。

 プラチナ公演の幕開けを迎える前に、1999年10月9日に開催されたジュニア初の単独東京ドームコンサート『特急・投球コンサート 10月9日東京ドームに大集合!!』(以下、109コン)から、元祖ジュニア黄金期の公演模様を振り返りたい。

元祖黄金期は“個”、
第二黄金期は“チーム”が見どころ

 今から20年前。

 元祖“ジュニア黄金期”は、タッキーこと滝沢秀明さんを頂点とした“帝国”が栄華を誇った時代だ。タッキー帝を核に、渋谷すばるさん、今井翼さんら、いずれ劣らぬ名将たちが取り巻き、綺羅星(きらぼし)がひしめく銀河系のようなさまを呈していた。

 第二黄金期と呼ばれる現在のジュニア界は、タッキーのような絶対王が率いる国でなく、SixTONES、Snow Man、Travis Japan、HiHi Jets、美 少年、なにわ男子ら個性的なユニットが切磋琢磨(せっさたくま)しながら高みを目指す、“合衆国”のスタイルを取っている。

 個のきらめきが際立ったのが元祖黄金期、チームの持ち味が見どころなのが第二黄金期と言えよう。

20年前、うちわは上げ放題だった!?

 20年前と現在のコンサート会場を比べてみると、明らかに違う点がある。それは何か?

 ファンによるうちわの使い方である。当時はまだ鑑賞マナーが洗練されていなかったため、大部分の人がうちわを高く掲げてアピールしていたのだ。今では“うちわは胸の高さで使う”ことが周知されているため、これを守らない人は白い目で見られるし、大顰蹙(だいひんしゅく)を買う。

ジャニーズ衣装の王道は“裸ジャケット”

 昨今はデビュー組とも遜色がない、凝った衣装を着ることも多いジュニアたち。20年前は、最近ではさほど見られない“素肌にジャケット”というスタイルがよく見られた。

 109コンでも小原裕貴さんが妖艶な花柄スーツを、渋谷すばるさんがロングのジレを裸にまとってファンを悩殺。シンプルでいてセクシーな王道スタイル、第二黄金期に復活はあるだろうか?