一昨年東京に出店した『金座和アイス』は“アイスは溶ける”という常識を覆した。そして今年、無印良品からも『溶けにくいアイス』シリーズが発売された。

「イチゴから抽出したポリフェノールを、氷の結晶が作られる前に配合することで、牛乳やクリームに含まれる油脂が水分を包み込む。そのため、時間がたっても溶けにくい、という原理です。溶けて手に垂れたりしないので、お子さまにもいいですね。おそらく今年の夏、コンビニにも登場するのでは?」

アイスを100倍おいしく食べる方法

 年間、約1000種類ものアイスを食べ比べているというアイスマンさん。ズバリ、今のオススメは?

「ぜひ食べてもらいたいのが、セブンプレミアムの最上級ブランド『ゴールド』シリーズですね。『金の最中 あずき』は、モナカの生地がパリッと香ばしく、粒感を残したあずき餡はねっとりとやわらかい。まさに専門店の味わい。これがコンビニで買えるアイスだとは思えません!」

 同シリーズの『金のワッフルコーン ミルクバニラ』も猛プッシュ。

「北海道産のしぼって3日以内の生乳を30%使用。また道産の生クリームを加えることで深いコクが。贅沢な2種のバターを使ったコーンは、単体でもひとつのお菓子として成立するほどのおいしさです」

 そんなアイスを、さらにおいしく食べる方法があるという。

「常温に5~10分おき、表面が少し溶けた状態で食べてみてください。素材のうまみや甘みをより感じられます」

 食べる1時間ほど前に冷凍庫から冷蔵庫へ移し、ゆるやかに全体を溶かすと、よりベスト。

「ところでみなさん、アイスには賞味期限がないと思っていませんか? 間違ってはいませんが、時間の経過に伴い、確実に味は劣化します」

 1年前のアイスは、もはや別物だという。

「家庭の冷凍庫内を、(アイスにとってベストである)マイナス18℃に保ち続けることはまず不可能。何度か開け閉めするだけで、霜がつき、味は落ちます。なので、買ってきたらできるだけ早く食べることをオススメします!」

(※価格は注記がない限り、すべて税抜き)


《PROFILE》
アイスマン福留さん ◎アイス評論家、一般社団法人日本アイスマニア協会代表理事。著書『日本アイスクロニクル』(辰巳出版)は7月発売予定