現場となった津田容疑者の部屋からは異臭が漂っていた
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病弱なイケメン夫

 事件現場となったのは、津田容疑者と元妻の川越さんが暮らしていた部屋だが、引っ越してきたのはつい4年ほど前だという。

 以前は現場となった市営住宅から徒歩10分ほどの別の市営住宅に住んでいた。当時の2人を知る男性(72)は、

「ご主人は精神的な病気を患っていたようでな。病気の症状が出ると、ふやけたような感じの顔になってしまうんです。目の焦点がどこか合ってないような感じでね。ただ、症状が出てないときはキリッとして、えらい男前でしたよ。奥さんはかわいらしい人やった。いつもニコニコしてな」

 と人となりを明かし、

「奥さんが旦那にベタ惚れでしたね」

 と2人の関係性を説明する。

 津田容疑者はいつもパジャマ姿で、せいぜい市営住宅の1階の郵便受けに行く程度。

「奥さんが“たまには外の空気を吸わなアカン”言うて、引っ張りながら買い物に連れて行くこともあったわ。

 耐震工事のため転居しなければならなくなったとき、最後まで神戸市とやりあったのは奥さん。“旦那の病気が悪くなったらどうすんねん。転居は嫌や”言うてな。ご主人の病気もあったし、一生懸命面倒をみていたんやと思う。奥さんは愛情深い人やったわ

 働いている様子はなかったと近隣の住民は証言するが、生活に困窮していたわけでもないようだ。北海道へ旅行したり、体調を崩した川越さんの快気祝いに、海外旅行したこともあったという。

 病弱なイケメン夫と献身的なかわいい妻。周囲には仲のいい夫婦と映っていた。

 昨年の12月ごろに姿を消したとされる川越さんだが今年1月、津田容疑者宅近くに引っ越してきた70代の女性は、

「1月10日過ぎくらいに、津田さんのところにごあいさつに伺いました。女性の方が出てこられたので“よろしく”と言ったぐらいです。当然、今の今まで奥さんだと思っていましたが、ひょっとすると逮捕された女性だったかも」