娘の意思に任せたい

 紀子さまが今回、深く言及されなかった裏には「とある意図が感じられる」と宮内庁関係者が語る。

「紀子さまは、公務がご多忙ということもあり、眞子さまとのコミュニケーションが減っておられるそうです。もちろん、公務についてのお話などはされていることでしょう。

 しかし、《長女は、さまざまな思いを抱えていると思います》というお言葉から察するに、眞子さまのご結婚について、普段からあえて積極的に話題に出されることはないのだと思います。

 結婚問題に関しては、秋篠宮さまと同じように“娘の意思に任せたい”という母親の思いが感じられます」

 一方で、実はご家族以外とも、秋篠宮家のコミュニケーションが不安視される“やりとり”があったと話すのは、前出の宮内庁関係者。

9月6日に13歳になられた悠仁さまに関する宮内記者会向けの説明が、その数日前に行われたのですが、秋篠宮ご一家と職員の“溝”が露見したのです

何を購入されたのかはわからない

 その場では、悠仁さまの普段の学校や、ブータン旅行でのご様子に関する質問が記者から次々と飛んだのです。 

悠仁さまの私的な事柄については明らかにされない方針?(8月21日・ブータン)
悠仁さまの私的な事柄については明らかにされない方針?(8月21日・ブータン)
【写真】東大病院関係者の腕を借りて歩かれる美智子さま

 例えば“悠仁さまは部活動に入られているのか?” “ブータンではどんなお土産を購入されたのか?”といった質問に、対応した皇嗣職大夫は“いろいろな活動をされている” “何を購入されたのかはわからない”と、歯切れの悪い答えだったのです。

 ブータンの感想を記者が聞いても“楽しかったように見受けられた”といった答えで“秋篠宮家とのコミュニケーションがとれていないのでは”と感じられたそうです

 一部では、ブータン旅行に秋篠宮家のあらゆるお世話を担当する『宮務官』が1人も同行しなかったと報じられていた。両陛下を支えるお立場である皇嗣家は、職員との連携がとれていない状況なのだろうか……

 そもそも、皇嗣職大夫とはどんな役職なのか。

皇嗣職大夫は、秋篠宮家のお世話をする皇嗣職の最高責任者です。秋篠宮ご一家とコミュニケーションをとりながら、皇嗣職としてどのようにお世話していくのかを決定する役職です

 悠仁親王殿下の私的な近況に関して、大夫として承知していることはあっても、公表すべき事柄だけを話しているのでしょう」(山下さん)

 あえて悠仁さまの私的な状況に言及しなかった可能性はあるようだが、職員との関係に不安が残る秋篠宮家。