「10月7日、天皇・皇后両陛下は東京国際フォーラムで開かれた『更生保護制度施行70周年記念全国大会』に臨席されました。

 更生保護制度は、犯罪や非行で処分を受けた人たちが、社会の一員として更生するのを助ける目的として施行され、両陛下が同制度の節目の式典に臨席されたのは初めてです」(皇室担当記者)

“雅子さまシフト”

 おふたりは、更生保護事業に功績のあった『保護司』を表彰され、温かい拍手を送られていた。

「『令和』に入ってからの雅子さまは、都内公務はもちろんのこと、地方で行われた6月の『植樹祭』をはじめ、9月の『全国豊かな海づくり大会』『国民文化祭』『国民体育大会』の“四大行幸啓”にもすべてご出席されました。

 いまだに療養中ではあるものの、皇后としてのお仕事をまっとうされるお姿に、周囲は驚いています。

 その裏には、平成時代の天皇・皇后ご夫妻が2泊3日で地方訪問に出かけられていたのに対し、令和では1泊2日に変更するなど、負担を軽減する“雅子さまシフト”などが、うまく機能しているからだといえるでしょう」(侍従職関係者)

 好調ぶりが続く雅子さまだが、ついに、皇室にとって“最重要儀式”とされる『即位の礼』が直前に迫っている。