あなたのデリケートゾーンは大丈夫?

 顔のお手入れは毎日するけど、デリケートゾーンは? 知っているようで知らないデリケートゾーンの正しいケア方法を知っておこう!

 デリケートゾーンを医学的に言うと外陰部

外陰部は性行為の主役を果たす部位で、他者と濃密に接触するため菌やウイルスなどの感染が起こりやすいところです。さらに、粘膜が多く高温多湿で、皮膚が薄く柔軟であるため、菌やウイルスが繁殖しやすい環境にあります」(尾上泰彦先生、以下同)

 また、陰毛もケジラミなどの性感染症の病原体の棲み処となる。尿道、腟口があり、分泌物を排泄する腺など多様な器官が集中していることも感染症との関連性が高い。

健康なときも感染症の症状が出ているときも、デリケートゾーンを清潔に保ちましょう。刺激の少ないボディソープや石けんをよく泡立てて、やさしく丁寧に洗うのがオススメです

 消毒薬が入っていたり、殺菌効果が高いものはデリケートゾーンに使うのはやめておきましょう」

 また、排尿した後のトイレットペーパーの使い方も重要。

吸水性のよいペーパーを使い、ふくのではなく、軽くあてる程度で十分です。横ふき、縦ふきはやめましょう

 さらにウォシュレットの使用にも注意が必要。

ソフトな水圧で使いましょう。水圧が強いと粘膜に微小な傷が発症し、菌やウイルスが感染しやすくなります。また腟と肛門に存在する大腸菌などの細菌が尿道に侵入し膀胱炎になる可能性もあります」

 家のウォシュレットは、ノズルの掃除をまめに行い、衛生管理を徹底しておくことも大切。

「なるべく外出先でウォシュレットは使わないほうがいいでしょう。タンクの内壁に細菌膜が存在してる可能性が高いという報告もあります」

 また、外陰部を観察することも性感染症の早期発見につながる。

女性は男性と違って自分の外陰部を観察できません。オススメは四面鏡を使って、縦方向にして外陰部、肛門部に発疹があったりイボができていたりなど異常がないかどうか確認しましょう。四面鏡は1000円~3000円で購入できます」

 異常が見つかったら、早めに医療機関を受診しよう。