直談判もあった

 さらに、ジャニーズのデビューは振り返ると「ジャニーズ初」という“記録”にこだわることで、メンバーが決定する節もうかがえるのが、“年齢”だ。前出のテレビ誌記者が言う。

「Hey!Say!JUMPの場合は、過去最多人数の10人(デビュー当時)と、歴代最年少メンバーという記録を作りました。が、その後、Sexy Zoneのマリウス葉くんがさらに年少記録を更新しましたが」

 また、ジュニア時代に爆発的な人気が出て、その熱をデビューでさらに加速させるパターンもある。その代表とも言えるのが、デビュー前にレギュラー新番組を5本も持ち、アッという間にお茶の間に浸透したKinKi Kidsと、KAT-TUNの亀梨和也だ。

かつては"犬猿の仲"とも言われた亀梨和也と山下智久
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「KinKi KidsはCDデビューの前年、近藤真彦の応援ゲストとして紅白の舞台にも立ちました。KAT-TUNの場合は、デビュー直前に亀梨和也が山下智久とのユニット・修二と彰で出した『青春アミーゴ』がミリオンセラーを記録する大ヒットとなった勢いが、そのまま人気をつなげた理想的なスタートとなりました」(前出・テレビ誌記者)

 そして最後は、これまでとはちょっと違い“直訴”してデビューしたグループがある。それは、ジャニーズWESTとジャニーさんが生涯最後にデビューさせた平野紫耀率いるKing & Princeだ。

「ジャニーズWESTは、当初4人でデビューという話だったようですが、一緒に舞台に立ち切磋琢磨(せっさたくま)してきたほかの3人のメンバーも入れてほしいと直談判。その結果、7人でのデビューが決まりました。また、キンプリも平野君が『いつデビューできるの?』『6人でデビューさせてほしい』とお願いしたといいます」(同)

 現在もジャニーズJr.には、まだまだ人気の既存ユニットが複数存在する。彼らがいずれデビューするとき、ジャニーさんを超える「サプライズ」が用意されたりするだろうか。

<取材・文/渋谷恭太郎>