舞台の疲れはお風呂で発散

 ヒロインのアーニャをWキャストで演じる、葵わかなさんと木下晴香さんとは初共演。

「おふたりとも強さの中に儚さがあり、アーニャというキャラクターにぴったりだと思います。相手役なので、どうやってコミュニケーションとろうかなって考えているところです(笑)」

 サンクトペテルブルクからパリへの旅の途中、淡い恋が芽生えるアーニャとディミトリ。2人のシーンはもちろん胸キュン間違いなし?

「アーニャ&ディミトリは、キュンキュンですよ(笑)。逆にそこをキュンとさせられなかったらダメですよね。特に最後のシーンは、僕は見たときにワッと思いました。

 あ~そうなるんだって。僕が好きなラストでした。最後に一番キュンとしてもらえるように、ゴールに向かってひとつひとつのシーンを大事に作っていきたいと思います」

 脇を固めるキャストも、山本耕史さん、堂珍嘉邦(CHEMYSTRY)さんなど豪華で見ごたえのあるステージになりそうだ。

 ここ数年、多くのミュージカルに出演している相葉さん。2019年も『レ・ミゼラブル』『ダンス オブ ヴァンパイア』と大作で好演し、舞台俳優として活躍の場を広げている。ミュージカルの楽しさについて尋ねると。

「どの作品も、自分の役をまっとうすることで精いっぱいで、舞台を楽しむまでには時間がかかります。でも、千秋楽までやりきって、お客様の拍手をいただいたときは、やり遂げられたことに気持ちが高まります。

 ミュージカルをやっていると、ストーリーを運んでくれるのも、心情を表現してくれるのも音楽なので、音楽の力というのは本当に偉大だなと感じます。まだ、それが思うようにできないことも多くて、悔しい思いも毎回しています。

 それでも続けているのは、やっぱりもっとちゃんと表現したいし、もっと楽曲をしっかりと届けられるようになりたいという思いがあるからだと思います。そこに挑戦することが楽しいんですよね」

2020年の抱負は?
「昨年は学びの多い年だったので、今年はそれをいろいろ試して挑戦していけたらと思っています。大好きな温泉やスーパー銭湯で大きなお風呂に入って、疲れを癒して2020年も頑張ります」


あいば・ひろき 1987年10月1日、千葉県出身。近年は『レ・ミゼラブル』など多くのミュージカルで活躍。今後は、4月19日『フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート2020』出演。6月上旬に舞台『ノンセクシャル』出演。新作スマートフォンゲーム「ディズニー ツイステッドワンダーランド」ポムフィオーレ寮/ヴィル・シェーンハイト役など声優としても活躍中。

ミュージカル『アナスタシア』

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大人から子どもまで楽しめる、愛と冒険が詰まった感動作。出演:葵わかな・木下晴香/海宝直人(東京公演のみ)・相葉裕樹・内海啓貴/山本耕史・堂珍嘉邦(CHEMIS
TRY)・遠山裕介/麻実れい ほか。東京公演:3月1日~28日@東急シアターオーブ/大阪公演:4月6日~18日@梅田芸術劇場メインホール【公式HP】http://www.anastasia-japan2020.jp/

取材・文/井ノ口裕子 ヘアメイク/AKI