夫を支える幼稚園教諭の妻

 ’11年に夕張市長に初当選すると、年収250万円と日本一給料が安い市町村長として有名になった。

 当選から1か月後、かねてから交際していた幼稚園の先生・麻奈美さんと結婚することに。ふたりは飲み会で知り合ったという。

 麻奈美さんも選挙の準備段階から夕張入りして応援。選挙運動ではウグイス嬢も務めていたという。

「おとなしくて、控えめな幼稚園の先生。薄化粧で服装も質素な方です。知事が都職員を辞めて立候補することにも反対しなかったんです」

後援会の食事会で麻奈美夫人と(’19年12月)
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 そう話すのは知事夫妻を知る主婦。

「“彼がやりたいことをやらせたい”という女性で、もし落選しても自分が幼稚園教諭として働いて支えていくとたくましい面ももっています。

 “都庁を辞めて市長選に出ますが、麻奈美さんをください”と言った直道さんを、彼女の両親もすんなり認めたそうですよ。素敵ですよね」

 しかし、元の同僚職員たちも招待した披露宴は突然のキャンセルになってしまった。

 当時、夕張市の消防本部で不祥事が発覚したため、市長として責任をとり自粛したのだという。

「かわいそうだったけど、麻奈美ちゃんはウエディングドレスのような派手なものは好きではないから、それほどショックはなかったみたい。地元では支援者数人でバーベキューをしながら祝いましたよ」(前出・主婦)

「あらゆるピンチをチャンスに!」が知事のポリシーだが、次はどんな策を政府より先に打つつもりなのか──。