'01 年に“月9枠”で放送され、平均視聴率34・3%を獲得した木村拓哉主演のドラマ『HERO』(フジテレビ系)。今ではおなじみの名脇役も、本作がきっかけでブレイクしていた!

「視聴率が全話30%超え。'01年の『HERO』はドラマ史に残る名作です」(テレビ誌ライター)

 主人公は、木村拓哉演じるスーツを着ない型破りな検事・久利生公平。松たか子演じる検察事務官・雨宮舞子や、彼が勤める東京地検城西支部の同僚たちが事件解決に挑むというストーリーだ。

「木村さんがドラマで身につけていたファッションアイテムは毎回、話題になります。特に本作で着ていた茶色のダウンジャケットは大流行! 若者からおじさんまでみんな着ていましたよね(笑)」(同・テレビ誌ライター)

 その後、続編ドラマや劇場版も公開され、いずれも大ヒット! 数々の伝説を残してきた『HERO』が放送されて、今年でちょうど20年。テレビや映画でよく見るあの名脇役たちも、実は本作がきっかけでブレイクしていた!

 今やドラマや映画に欠かせない存在となった小日向文世(67。小日向が演じた末次事務次官は愛すべきキャラクターとしてお茶の間に浸透した。だが『HERO』以前の彼は、事務所に給与を前借りするほどの極貧生活だったという。