2月19日の夕刻、天皇陛下が4日後には61歳になられるにあたっての事前の記者会見が行われた。正式には23日に公になる内容だが『週刊女性』は独自に入手した。

 テレビ局や新聞社が所属する『宮内記者会』の記者たちが会見に出席し、前もって宮内庁に提出されていた全5問と、アドリブで出される関連質問の3問に陛下はご回答。

 その質問の中には、秋篠宮家の長女・眞子さま小室圭さんのご結婚問題についての質問も含まれていたことから、今回の会見にはいつも以上に注目が集まっていた。

記者たちが理解した「おことば」の“真意”

「“コロナ禍での皇室の在り方”や“雅子さまや愛子さまのご近況”や“この1年で印象に残った出来事”などの質問が記者から問いかけられました。コロナ禍で学習院大学に進学された愛子さまはオンラインでの授業を受ける日々でしたが、そのご様子をご覧になった両陛下は“学生時代に戻ったような気持ちになった”と感慨深く述べられていました。

 ただ、記者たちがいちばん注目していたのは、眞子さまのご結婚問題に対するご見解。この質問に対する陛下のお答えは、ほかの問いに対するご回答に比べて明らかに言葉が少なかったのです。

 陛下は“国民の間でさまざまな意見があることは承知している”と前置きした後、秋篠宮さまが再三おっしゃられているように“多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っている”といった主旨のおことばを述べられました。ということは、秋篠宮さまが認められるのであれば、眞子さまと小室さんのご結婚を“認める”という意味合いだと、その場にいた記者や関係者たちは理解したのです」(宮内庁関係者)

 昨年9月に紀子さまがお誕生日に出された文書で《長女の気持ちをできる限り尊重したい》と綴られ、続く11月には秋篠宮さまが記者会見で「結婚することを認める」と述べられている。