そして今回、陛下は、秋篠宮さまの意見に沿われるという見解を示された。つまり、秋篠宮さまが求められている“見える形”で小室家が抱える金銭トラブルを説明することさえできれば、おふたりのご結婚をお認めになるということなのだろう。

小室さん側は、新年から延期されて3月に予定されている『歌会始(うたかいはじめ)』の終了後、金銭トラブルに関する説明を改めて行うことを検討しているそうです。

 国民からの批判は当然あるでしょうが、公に説明さえすれば、秋篠宮殿下が求められている“見える形の対応を”という条件を一応はクリアしたことになる。小室さん側が“義務”を果たすことと、今回の陛下のご発言も相まって、おふたりのご結婚は確定的となるでしょう。

 とはいえ、そもそも陛下のお誕生日会見において、ほかの家の結婚問題について問われること自体が異例であり、陛下も“巻き込まれた”形だと言えます」(同・前)

眞子さまの強い「お気持ち」

 会見で眞子さまのご結婚についての質問が盛り込まれたのは、昨年の11月13日に公となった文書が発端である。

「小室さんとの結婚に対する思いを強い表現で綴られた眞子さまのお気持ち文書の中に《天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっている》と記されていたことから、記者会としても陛下に聞かざるを得ない状況になったそうです。

 同時に、その重みを十分理解されているはずの眞子さまが、あえて天皇という名前を出されたということは、小室さんと結婚したいというお気持ちがそれだけ強いということなのでしょう」(皇室担当記者)

 陛下が会見で秋篠宮さまのご意向に沿われる形になったのは「眞子さまの計算なのでは」と、ある秋篠宮家関係者が語る。