アパートからも立ち退き

長谷川 それはいいんですけどね、解せないことがあるんです。そのアパートは後に老朽化で取り壊されるんですけど、オーナー都合で立ち退くときはお金を受け取れると聞きましてね。

原田 新居を用意してくれたりしますよね。

長谷川 そうですよね。でも僕のときはお金がもらえなかったんですよ! 最後に残った唯一の住人だったのに……。

原田 そりゃそうですよ! さんざん逃げ回っておいて(笑)。

渡辺 虫がよすぎますよね。

原田 でも、そういう話を聞くと'80年代っぽくて懐かしさを感じますね。

二人の出会いは

原田 おふたりはどういう経緯でコンビを組んだんですか? 年齢も離れているし、出身地も全然違いますよね。

渡辺 同じ事務所で昔から知り合いでしたが、お互い別のコンビを組んでました。僕は前のコンビを解散してピン芸人をしていたのですが、鳴かず飛ばず。そんなときに雅紀さんのコンビも解散したと聞いて「一緒にやりませんか?」と僕から誘ったのがはじまりですね。

長谷川 僕は当時40歳で「キリもいいしお笑いを辞めようかな」と思っていたタイミングでした。でもせっかく隆に誘ってもらったので、軽い気持ちでOKしましたね。その結果、今年で結成10年目になります。

原田 苦節9年だったんですね。でも、昨年の『M―1』に出たときの錦鯉のインパクトはすごかったですよ! 何より長谷川さんの白スーツに目を奪われました。