火葬にすることで儀式を簡略化し、お墓を小さくして建設費用を節約するというのは、国民を第一に考えてこられた美智子さまらしいご判断だといえる。

 美智子さまが30年以上前から計画し始めた“終活”に一生懸命、取り組まれているのは次世代のためでもある。初孫の眞子さまもそのひとりだ。

国民の希望であり続ける上皇后・美智子さまの「人生最後の大仕事」終い方の信条、次代へのメッセージを著者ならではの視点で描いた。(クリックするとAmazonのページにジャンプします)
【写真】生前退位のご意向も含め、“人生の終い方”について話されてきたという美智子さま

「'05年の夏、上皇ご夫妻は満蒙開拓の引揚者が入植した栃木県那須町の『千振開拓地』をお訪ねになりました。美智子さまは、ちょうど那須御用邸に滞在中の眞子さまを開拓地にお連れになったのです。眞子さまは母方が満州からの引揚者で、当時は中学2年生でしたが、藤原ていさんの本『流れる星は生きている』をお読みになり、ご存じだったとか」

’19年1月、葉山御用邸前の一色海岸小磯の鼻を腕を組みながら散策された上皇上皇后両陛下

 それから16年がたち、小室圭さんとの結婚に突き進まれている眞子さま。しかし、小室家に関するトラブルが次々と報じられ、結婚反対の国民も少なくない。

「美智子さまは、結婚問題を静かに見守っておられます。眞子さまには“私も苦しんで結婚を決めました。あなたも自分で考えて決めたのだったら……”というような声をかけられたと聞いています」

 結婚が確定し、眞子さまが皇室を離れる際には、元皇族としての品位保持を目的とする約1億5千万円の一時金が支給される見込み。だが、原資が国民の税金であるだけに、反発する声も後を絶たない。

小室さんは、金銭トラブルが報じられてからお金にだらしない印象がついてしまっています。そのため、一時金はおふたりのものにせず、慈善団体や災害復興などに寄付すれば、納得できる国民も増えるのではないでしょうか。

 美智子さまは、ご自身の終活を通じて“税金を使う以上、格段の配慮が必要”と示されてきました。おふたりにも、そのお気持ちを継承してほしいとお考えでしょう」

 美智子さまの“最後の大仕事”は、おふたりの目にどう映っているだろうか─。