ボールペンマッサージやり方のポイント

【1】あちこち押してみて「コリコリ」「痛い」ところを探し出す

 痛みを感じるところの筋肉を、まずは指やボールペンのペン尻であちこち押してみましょう。すると、少しコリッとしていたり、明らかにほかとは違う痛みを感じるポイントがあるはず。重症の場合は、飛び上がるほど痛いかもしれません。その箇所こそが、ほぐすべき筋硬結!

【2】面ではなく「点」で5秒間押したらパッとはなす
 
 痛みのポイント「筋硬結」をボールペンで垂直に5秒間押してから、パッとはなす。1か所につき、3~5回。やりすぎると筋繊維を傷めてしまうので、同じ箇所を何度もしつこく押すのは厳禁です。また、強さは「痛気持ちいい」程度で。慢性の痛みを改善したいなら、1日1~2セットを毎日続けるとよいでしょう。

【3】とがっていないペン尻で直径5~8ミリ程度の太さが◎

 マッサージに使うボールペンは、ペン尻またはキャップがとがっていないもので、直径5~8ミリ程度の太さが最適です。ノック式のタイプは押すときにうまく力が入らないのでNG。家にあるもの、安価なものでかまいませんが、グリップがついていてすべりにくいものがおすすめ。

【4】指に負担がかからないようしっかり握って持つ

 ボールペンでマッサージをする際には、親指とほかの指でしっかりと握るように持ち、筋肉に対して垂直方向に圧を加えるように押していきましょう。字を書くときの持ち方で行うと、指に大きな負担がかかってしまうので注意して。