スー 私は堀井さんに対しては「ああ、同世代の女子アナブームの方ね」って感じで、本当に合うのかな、大丈夫なのかなって感じでした。最初に二人でやった番組のときに、進行をお任せしていいのかなと思ったら、この人はいきなり台本を捨てたんです(笑)。

 今ではおなじみのムーブで「美香ちゃんちょっと!」なんて言えるんですけど、当時は「なんだこの人は!」って思いましたね。

ポッドキャストはお昼よりもっとゆるゆると、生活情報ゼロ! という感じで始めたという
【写真】大人気ポッドキャスト番組「OVER THE SUN」の舞台裏に潜入!

堀井 打ち解けるのにけっこう時間かかったよね? 徐々に仲よくなっていきましたけど、今ほど踏み込み合うような感じではなかったですよね。ある程度の節度を持ってのお付き合いでした。

スー 『生活は踊る』がはじまって、続けるうちにだんだんと距離が近くなっていったと思います。5〜6年はかかりましたかね、なんやかんや。今は土足で部屋に上がるくらいの無遠慮さはありますね。親に見つかったら怒られるくらいの(笑)。

番組で「感謝」の湯呑みを作りたい

――もうすぐ50回を越える「OVER THE SUN」。今後の展望は?

スー 特にないですね。強いて言えば「おばさん掲示板」としての役割をきちんと果たすっていうことですかね。あたしたちはあくまで会場整理係ですから。リスナーの皆さんと一緒に楽しんでいく。

堀井 今が一番いいですね。こちらがお題を出したことに、みなさんがメールしてくれて……。なんと、番組にスポンサー様(popIn株式会社)が付いてくださったし、ほんとに長く続けたいなと思います。これをお返しするにはどうしたらいいのかしら……。

スー 本当に感謝ですよね……。私たちこの歳になってびっくりしたんですが、親の言ってることとか、みつを(故・相田みつをさん)の言ってることは正しい、ってことに変わってきて。

 若いころはああいうシンプルな感謝とかに抵抗・反抗して生きてきたんですけど、最終的には石は丸くなり、同じ中洲にたどり着き、感謝・感謝の毎日ですよ。