「坂本さんが'18年に主演を務めたミュージカル『TOP HAT』で共演したのを機に、交際に発展したそうです。朝海さんは、座長として出演者や裏方のスタッフへの細かい気遣いを欠かさない坂本さんの姿に惹かれていったといいます」(同・舞台関係者)

 坂本は、'19年末に左ひざの前十字靭帯及び半月板損傷により手術を受けた。苦しい状況に見舞われる中、いつしか朝海の存在がかけがえのないものになっていく─。

「そろそろ自分も……」

「ひざの調子が優れない坂本さんを献身的に支えていました。一日も早く回復できるように、栄養を考えた料理を作るなど、家事も率先してこなしていたそうです。彼女の支えは心強かったことでしょう」(同・舞台関係者)

 20代後半から30代にかけては、元モーニング娘。の中澤裕子と、その後は女優の大塚千弘との交際が報じられたが、どちらもゴールインには至らなかった坂本。そこには、こんな理由が。

「坂本さんは自分のことよりも、仕事先やファンのことを第一に考えていたんです。仕事への責任感も強いため、“自分の幸せは後回しでいい”と思うタイプ。あと一歩が踏み出せなかったのでしょう」(前出・テレビ局関係者)

“自分のことは後回し”にする性格だったが、メンバーの結婚で、少しずつ自分の将来も意識するように。

「V6のほかのメンバー、特に“年下メンバーに幸せになってほしい”と考えていました。リーダーの思いが届いたのか、'07年に井ノ原快彦さんと瀬戸朝香さん、'16年に長野博さんと白石美帆さん、'17年に岡田准一さんと宮崎あおいさん、'18年に森田剛さんと宮沢りえさんと次々に結婚していった。三宅健さんは“独身貴族”を謳歌していますが、メンバー6人中4人が身を固めたことで、“そろそろ自分も……”と思ったのでは」(同・テレビ局関係者)

左から時計回りに瀬戸朝香、白石美帆、宮沢りえ、宮崎あおい
左から時計回りに瀬戸朝香、白石美帆、宮沢りえ、宮崎あおい

 だが、すぐにゴールインとはいかなかった。V6が大きな決断を下したからだ。

「'19年に、デビュー25周年を迎える'20年に向けての話し合いをする中で、森田さんが“ジャニーズ事務所を離れた環境で役者に挑戦したい”と申し出ました。メンバー間で話し合った結果、今年11月1日をもってグループは解散することに。

 坂本さんとしても、朝海さんとの結婚は意識していたのでしょうが、この2年間はグループのこと、ファンのことを優先したのでしょう」(芸能プロ関係者)